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28/04/2017
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EU産牛肉の日本への輸出再開と日本産牛肉のEUへの輸出再開に関するドゥグヒュト通商担当、ボルジ保健・消費者担当、チオロシュ農業担当欧州委員の声明

EU News 56/2013

2013/02/06
MEMO/13/70
ブリュッセル

<日本語仮訳>

欧州委員会のカレル・ドゥグヒュト通商担当委員、トニオ・ボルジ保健・消費者担当委員およびダチアン・チオロシュ農業・農村開発担当委員は、日本へのEU産牛肉および牛製品の輸出再開と日本産牛肉のEUへの輸入承認に関して声明を発表した。

「我々は、2013年2月1日以降、フランスとオランダ産の牛肉および牛製品に対する日本の輸入禁止措置が撤廃されたことを歓迎する。これは、望んでいたより時間がかかったとはいえ、前向きな一歩である。日本の決定は、国際獣疫事務局(OIE)によって食の安全に対し同様に高い評価を得、かつ同国へ牛肉輸出を検討している他の欧州連合(EU)加盟国に対し、心強い信号を送るものである。EUとしては、今回の歓迎すべき日本の市場開放が他のEU加盟国に拡大されるときに、このことが反映されるよう期待している。

今回の市場開放はまた、極東および全世界のEUの貿易相手国に対し、EU産の牛肉が安全であり、早急に輸入が再開されるべきであるとの重要な合図を発信するものである。

EUと日本が自由貿易協定締結に向けた交渉の開始を準備する中、今般の決定は、日本市場における非関税障壁が乗り越えられるものであることをも示している。

EUはまた、日本政府がその調査結果を市民や消費者に対し明確に伝えたことも歓迎したい。食料貿易に関し、想像ではなく真のリスクを責任をもって説明することは重要である。

同時に、EU加盟国が本日、食品生産流通過程・家畜衛生常設委員会(Standing Committee on the Food Chain and Animal Health)において、神戸牛など人気の高い商品を含む日本産牛肉・牛製品のEU市場への輸出を承認したことを歓迎する。EU域内市場は、国際的基準および確固たる科学に基づきEUおよび海外の消費者に対し高いレベルの食の安全を提供してきている。農業・食品業界はこの成果を十分に生かさなければならない」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-13-70_en.htm?locale=en