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EEAS、マリへのAFISMAミッション支援のため「情報センター」メカニズムを提供

EU News 24/2013

2013/01/21
ブリュッセル
A 30/13

<日本語仮抄訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、1月17日の臨時EU外務理事会を受けてEU軍事参謀部に対し、アフリカ主導マリ国際支援部隊(AFISMA)と、EU加盟国および他の国際パートナーの間の、兵站支援の要請と提供を最も効率的な方法で取り扱うことに専任する「情報センター」の機能を起動するよう、指示した。

このEU「情報センター」の目的は、AFISMAがその派遣部隊を直ちに移送するに必要な実施能力を身につけるための支援を提供することであるとともに、より長期的には、これからのAFISMAの活動に兵站支援(機器、人員、武器の輸送など)を提供することである。これは、AFISMAを支援することへのEUの積極的な姿勢を強く打ち出すものである。。

「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)支援情報センター」は、ブリュッセルの欧州対外行動庁(EEAS)に所属する欧州軍事参謀部内に設置された。同センターは、ナイジェリアのアブージャまたはマリのバマコに駐留しているEU連絡将校を経由して送られるECOWASからの要請、およびEU加盟国あるいは第3諸国から提供されるあらゆる支援を一元的に受理し登録する役割を果たす。AFISMAへの兵站支援の内容は、技術、物資、助言などから、戦略的な空輸貨物の供給、企画、訓練まで、多岐にわたることが予想される。同EU情報センターは、すべての要請をECOWAS本部に送り、要請はそこで最終決定される。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/134871.pdf