欧州民主主義基金―民主化への支援を増強
EU News 7/2012
2013/01/09
IP/13/17
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
本日、欧州民主主義基金(EED)の理事会がブリュッセルにおいて会合した。キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長と欧州議会外務委員会のエルマー・ブロック委員長が共同議長を務め、シュテファン・フィーレ欧州委員会拡大・近隣政策担当委員も出席した。理事会では、EED の戦略的展望と権限の協議を行うとともに、ポーランドのイエジ・ポミアノフスキー現官房長官をEEDの専務理事に任命した。
EEDは、EUと加盟国が合同で進めている政治プロジェクトであり、2011年5月の近隣政策コミュニケーション(政策文書)と、同年6月と12月の外務理事会結論において、政治目標に設定された。全加盟国、欧州議会、欧州委員会/欧州対外行動庁の総意に基づき、2012年10月にベルギー法のもとで私法上の財団法人として設立され、独自の規約と管理機関を有する。
EEDの主要な目的は、欧州の近隣とその以遠地域において、民主化のために苦心している民主活動家や民主化組織に対し、特定の柔軟な手続きを通して直接助成を実施することにある。EEDは、欧州の市民社会組織などを通して活動することもある。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-17_en.htm?locale=en