クリミアに関するモゲリーニEU上級代表の声明
EU News 53/2017
2017/03/17
欧州連合理事会
<日本語仮抄訳>
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、EUを代表して以下の声明を発表した。
「クリミア自治共和国およびセバストポリを、ロシア連邦が違法に編入してから3年が経つが、EUは、ウクライナの主権と領土保全に対するコミットメントを堅持する。
EUは、この国際法違反を決して認めず、非難を継続することを、再度主張する。これは、今も国際安全保障に直結する課題であり、あらゆる国家の統一と主権を守る国際的司法秩序に、重大な影響を及ぼすものである。
EUが、制限的措置によるものも含め、その不承認政策を断行する意志に揺るぎはない。EUは、国連加盟国が、国連総会決議68/262に従い、同様の不承認措置を考慮するよう求める。EUは、ロシア連邦のクリミアにおける選挙の実施、および選出された地方と中央の代表を承認しない」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2017/03/17-hr-declaration-crimea/