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EU理事会、シェンゲン対外国境管理規定を強化

EU News 45/2017

2017/03/07
欧州連合理事会

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)理事会は、3月7日、対外国境における関連データベースとの照合を強化するシェンゲン圏出入規定(Schengen Borders Code)を改定する規則を採択した。

同改定により加盟国は、EU法の下、移動の自由の権利を享受している人々(EU市民およびEU市民でない家族など)を含め、出入りする全ての人物を関連データベースと照合し系統的なチェックを実施することを義務付ける。チェックが行われるデータベースには、シェンゲン情報システム(Schengen Information System=SIS)およびインターポールのパスポート盗難・紛失管理(Stolen and Lost Travel Documents=SLTD)データベースが含まれる。これらの系統的な照合により、加盟国は出入りする人々が公共政策、域内安全保障または公衆衛生に対する脅威とならないことを確認することができる。この責務は、全ての対外国境(空路・海路・陸路)における出国・入国双方の管理に適用される。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2017/03/07-regulation-reinforce-checks-external-borders/