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ホロコースト犠牲者を想起する国際デーに寄せたモゲリーニEU上級代表の声明

EU News 14/2017

2017/01/26
ブリュッセル

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、アウシュビッツ強制収容所解放記念日である、1月27日のホロコースト犠牲者を想起する国際デーを前に、以下の声明を発表した。

「われわれは、わずか2世代前に、ここ欧州の地で行われた集団虐殺を忘れることはない。

ホロコーストで殺害された何百万人ものユダヤ人やその他の多くの犠牲者をしのぶ。残念ながら亡くなられた、シモン・ペレス(イスラエル前大統領)が以前述べたように、『われわれは、記憶に留める彼らの目であり、泣き叫ぶ彼らの声である』。

過去の出来事を否定しようとする者に対して、これがわれわれのメッセージ、集団的責任のメッセージである。

われわれには、記憶に留める責任がある。この責任は、犠牲者に対して、生存者に対しての責任だ。また、将来世代に対する責任でもあり、欧州および全ての欧州市民に対する責任である。

世界大戦とホロコーストへの対応として、統合された欧州の基礎を築いた人々は、歴史のページをめくる決心をした。欧州大陸であのような悲劇を『二度と繰り返さない』唯一の方法は、統合された欧州であった。創設者たちは、1つの国、1つの民族、1つのイデオロギーが他を隷属化させるという凶暴な考えを否定し、多様性の連合を構築することを選んだ。そして、われわれには毎日欠かさず、この選択を確認することが求められる。

ローマ条約60周年とEU域内での70年以上にわたる平和を祝う中、われわれは若者世代に対し、平和で多様な欧州を当然と考えてはいけない、というメッセージを語り継がなければならない。反ユダヤ主義は根絶されておらず、欧州に住むユダヤ人は何度も攻撃されてきた。心配なことに、宗教や民族に基づく差別は増加傾向にある。全ての次世代は、我々の平和的共存の礎に再び全力を注がなければならない。平和で多様な欧州は常に手入れをする必要があり、これは全ての人々の利益であり、責任でもある」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
https://eeas.europa.eu/headquarters/headquarters-homepage/19241/statement-high-representativevice-president-federica-mogherini-ahead-international-holocaust_en

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