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ベラルーシにおけるクレシュ、ハメレヴスキ両氏への死刑執行に関するEU報道官の声明

EU News 390/2016

2016/11/30
ブリュッセル

<日本語仮訳>

「欧州連合(EU)は、ベラルーシにおいて11月にアイバン・クレシュ氏およびセルゲイ・ハメレヴスキ氏の2人に対し死刑が執行されたことを非難する。これは、4月のシャルヘイ・イヴァノフ氏の死刑執行に続くものである。

死刑の継続的な適用は、ベラルーシがEUを含めた国際社会と本件について関わり、死刑の適用についてモラトリアム(執行停止)を導入することを検討する意欲があるとの言明に反する。後者については、国連人権理事会の普遍的定期審査(Universal Periodic Review)の勧告に対するべラルーシの約束である。また、ハメレヴスキ氏の件については、国連人権委員会において上訴手続き状態にあった。同委員会は、ベラルーシ当局に対し、8月に同訴えを検討していることを伝えてあった。

EUは、犯罪抑止効果がなく、人としての尊厳と人格の受け入れがたい否定である極刑に反対する。この見解は、先のEUによるミンスクへのハイレベル訪問の際にも伝えられた。死刑は、いかなる状況下においても正当化することはできない。

我々は、欧州で今も極刑を適用する唯一の国であるベラルーシに対し、残る死刑判決を減刑し、死刑廃止に向けた第一歩として、遅滞なくモラトリアムを行うことを求める」

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「死刑制度のない世界」を目指すEUの取り組み2014年9月号 特集

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
https://eeas.europa.eu/headquarters/headquarters-homepage/16134/statement-by-the-spokesperson-on-the-executions-in-belarus-of-ivan-kulesh-and-sergei-khmelevsky_en