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EUのパートナーシップ制度の下、8つの新プロジェクト承認

EU News 367/2016

2016/11/15
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は、最重要地域のパートナー諸国との協力を拡充するために、パートナーシップ制度(Partnership Instrument=PI) において、総額で3,200万ユーロを超す8つのプロジェクトを、新たに承認した。

この決定の狙いは、気候変動、持続可能性、国際的なデジタルアジェンダ、民間航空などに関する課題について、世界各国との連携を強化することにより、欧州連合(EU)の対外関係における戦略的目標を支援することにある。

新たなプロジェクト群には、EUのデジタル単一市場戦略の対外的側面における野心的な主要施策(800万ユーロ)も含まれており、個人データ保護、サイバースペースの信頼性とセキュリティ、電子的証拠への越境アクセス、ICT標準化などに関する、主要パートナーとの協力強化を目指す。また、北極におけるブラックカーボン排出削減の促進(150万ユーロ)、湾岸協力会議諸国が炭化水素抽出へのほぼ全面依存から経済多様化を実現するための支援(300万ユーロ)、石炭火力発電所からの二酸化炭素排出削減策としての中国における炭素の回収・貯留技術の振興(100万ユーロ)など、数種の的を絞ったプログラムを通じて、経済のグリーン化、持続可能な環境行動、気候変動対策への取り組みを促進する。このような行動は、2015年12月にパリで署名され、最近のEUによる批准の後、11月4日に発効した、史上初の法的拘束力を有する普遍的な気候協定の実施に、資するものになる。

さらに、EUのベストプラクティスに基いた環境のグリーン化のための施策と規則の促進と野生生物の違法取引対策として導入された新たなプロジェクトを通して、EUと中国の協力を強化する。

欧州の航空基準を推進し、航空輸送による環境への影響と気候変動を減少させるために、PIでは、民間航空分野における、政治的、経済的、環境的パートナーシップの強化を継続する。2014年と2015年にそれぞれ開始した中国とインドとの協力を土台として、今後は、中南米(700万ユーロ)および東南アジア(750万ユーロ)にも対象を広げる。

最後に、EUの戦略的パートナーやその他のパートナーとの、民主的ガバナンス、消費者保護、気候変動、環保護、経済成長と持続可能性などを含む、広範囲な政策分野の政策対話の強化に向けて120万ユーロが充てられる。これにより我々が、地球規模の課題に対する共通のアプローチや対応を明確にし実施する能力が高まる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-3570_en.htm

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