EU、パートナー諸国における安全保障と開発に向けた支援向上に新提案
EU News 241/2016
2016/07/05
ストラスブール
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会と欧州連合（EU）のフェデリカ･モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は本日、第三国における安定、安全保障と開発に関するEU支援の効果を高めるための施策を、提案した。このパートナー諸国の安全保障分野の改革および安定と平和に貢献する資金（IcSP）の提供にかかる法案に関する共同コミュニケーションにおいては、持続可能な開発を実現するとの目標に沿って、パートナー諸国の安全保障部門を対象に、より包括的な支援を実施することが想定されており、例外的な状況における軍事支援も含まれている。
これらの新提案の主要な目的は、EU支援をより効果的かつ柔軟に活用することにより、支援を受ける国が自力で、危機回避や管理を行えるようにすることである。そのために、第三国における安全保障と持続可能な開発との連携を強化するとともに、法の支配の尊重、優良な統治、文民統制の向上と軍隊を監視する制度の強化などが、盛り込まれている。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-2405_en.htm
