トルコで人権活動家とジャーナリストが逮捕されたことに関するモゲリーニ上級代表とハーン委員の共同声明
EU News 221/2016
2016/06/21
ブリュッセル
<日本語仮訳>
欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長およびヨハンネス・ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当欧州委員は、以下の声明を発表した。
「トルコ人権基金(HRFT)会長のシェブネム・コルル・フィンジャンジュ教授と、エロル・ウンデルオル氏(国境なき記者団のメンバー)とアフメット・ネシン氏など数名のジャーナリストの逮捕は、報道の自由を含む、基本権の尊重にかかるトルコの公約に反するものだ。犯罪が疑われる場合には、かならず適法な手続きにより処理され、推定無罪の原則の遵守が保障されなければならない。
EUは、加盟候補国であるトルコが、最高の民主的基準と慣行を目指すべきであると、繰り返し強調してきた。EU加盟交渉を行っている全ての国は、欧州人権条約(ECHR)に従い、人権を保障しなければならない。自由で多様で独立した報道は、あらゆる民主社会において不可欠である」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2016/160621_01_en.htm