EU、パリ協定の早期批准に向け準備
EU News 208/2016
2016/06/10
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会は本日、欧州連合（EU）が、気候変動に取り組むための世界初の普遍的かつ法的拘束力のある協定「パリ協定」を批准するための提案を行った。数週間前には、EUと174カ国が、式典においてこの画期的協定に署名を行っている。
2014年10月にEU首脳陣が合意した、2030気候とエネルギー枠組みに沿って、欧州委員会は今後数カ月のうちに、運輸、農業、建築物など排出量取引制度（ETS）の対象外の部門における加盟国の排出削減目標を提案する意向である。また、土地利用を当該枠組みにいかに組み込むかについても、低炭素モビリティに関するコミュニケーションとともに提案する予定だ。今夏に示されるこうした提案は、ETSの改定と合わせて、パリ協定におけるEU公約の残った要素を履行するものであり、EUの野心的かつ積極的な気候政策の一環を成すものである。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-2067_en.htm?locale=en
