EU、対シリア制裁を一年延長
EU News 190/2016
2016/05/27
欧州連合理事会
＜日本語仮抄訳＞
欧州連合（EU）理事会は、2016年5月27日、シリア政権に対するEU制裁措置の適用を1 年間延長し、2017年6月1日までとした。同決定は、弾圧が続く限り、EUは、シリア政権とその支持者に対する制裁措置の適用を継続し、強化するとした2014年12月の理事会決定に沿っている。
EUは、シリアにおける紛争への永続的解決を見つけ出す決意である。2016年5月23日のシリアとイラクおよびダーシュ（「イスラム国〈IS〉」）の脅威に関する理事会決定に明記されているように、EUは、国際シリア支援グループ（ISSG）による敵対行為停止のための努力をさらに支援する。EUは、5月17日のISSGウィーン声明に則り、シリアにおける真の政治体制移行のための合意に向け国連のデミストゥラ特使が調整する、シリアの各勢力が関わる協議の確実な再開に向けて、その政治的役割を強化する。EUはまた、包囲されたまた到達しづらい地域で援助を必要としている、全てのシリア人への人道援助提供の支援を強化する。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2016/05/27-syria-eu-extends-sanctions/
