モスコビシ欧州委員、G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議のために来日
EU News 164/2016
2016/05/18
＜日本語仮訳＞
欧州委員会のピエール・モスコビシ経済金融問題・財政・関税担当委員は、5月20、21両日に仙台で開催されるG7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議に、欧州委員会を代表して参加する。同会議の議題には世界経済の活性化、耐性のある国際金融システムの構築、持続可能で包摂的な開発および国境を越える金融の健全性の促進が含まれる。これらの問題を討議するワーキングセッションについて、モスコビシ委員は、「今回の会合は、不確実性が世界経済を取り巻く中で開催される。G7は、このような時期において、成長を支援するために利用しうる全ての措置を活用する決意について、強力なシグナルを送る必要がある。この会合はまた、より透明な税制への戦い――それについてEUは説得力のある経験をパートナーたちに伝える立場にある――の進捗状況を協議する場となる」と述べた。
仙台での討議は、5月26、27両日のG7伊勢志摩サミットに向けた重要な一歩となる。
