欧州委員会、EU「安全保障同盟」に向けた提言をまとめる
EU News 137/2016
2016/04/21
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会は本日、2015年4月28日に提示された欧州安全保障アジェンダを展開する形で、効率的で真の「EU安全保障同盟（EU Security Union）」の達成に向けた道筋を示した。安全保障に関する責任は主に各EU加盟国が負うものであるが、テロのような国境を越える脅威に対し、欧州共通のアプローチなくしては効果的に対処できない。各国当局が共通の課題に効果的に連携して立ち向かうために必要な手段、インフラおよび環境は現在、欧州レベルで構築されつつある。しかしながら、安全保障同盟全体の付加価値は、運用上の抜け穴をふさぎ、情報の空白を埋めるという、この枠組みの活用の仕方に大きく依存している。これには、加盟国とその捜査当局のレベルで、EUの諸機関と緊密に連携しながら、取り組みを大いに強化する必要がある。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-1445_en.htm?locale=en
