EU、複合的脅威への対応を強化
EU News 113/2016
2016/04/06
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
近年、欧州連合（EU）とその加盟国は、地域や国家を不安定化させようとする敵対行為による複合的脅威にさらされることが増えている。欧州委員会とEU外務・安全保障政策上級代表は本日、これらの脅威と戦うために北大西洋条約機構（NATO）との協力を強化しつつ、複合的脅威への対応と、EU、その加盟国およびパートナー諸国のレジリエンスを促進するための共同枠組みを採択した。
この共同枠組みは、加盟国、その市民および欧州の集団的安全保障に対する複合的脅威がもたらす課題への共通の対応を改善するための包括的なアプローチを提示している。全ての関係者、政策、手段がまとまり、より調和のとれた形で複合的脅威の影響に対応し、緩和する。同枠組みは、特に、2015年4月に欧州委員会が採択した欧州安全保障アジェンダ、また、EUサイバーセキュリティー戦略、エネルギー安全保障戦略およびEU海洋安全戦略に基づいている。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-1227_en.htm?locale=en
