モゲリーニEU上級代表、クリミア半島情勢についてEU声明を発表
EU News 95/2016
2016/03/18
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は本日、EUを代表して、以下の声明を発表した。
「ロシアによるクリミア自治共和国およびセバストポリ市の違法な併合から2年が過ぎたが、EUはウクライナの主権と領土的一体性を守る姿勢を堅持している。
EUは、この国際法違反を認めず、引き続き非難していることをあらためて表明する。事態は国際安全保障の直接的な挑戦であり、全ての国家の統一と主権を守る国際的な法秩序に深刻な影響を与える。
EUは、制限的措置の使用を含め、自身の非認知政策を完全に履行する決意である。EUは、国連加盟各国に対し、国連総会決議第68/262号に沿って、同様の非認知措置を取るよう、再度呼び掛ける」
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