3月8日は国際女性デー： EUにおける女性パート労働は、子どもの数で急激に増加
EU News 78/2016
2016/03/07
＜日本語仮抄訳＞
2014年の欧州連合（EU）の男女間の賃金格差は16.1％であった。言い換えれば、男性が一時間で1ユーロ稼ぐとすれば、女性は平均で84セント得たことになる。EU加盟国で見れば、賃金格差はスロヴェニアとマルタの5％以下からエストニア、オーストリア、チェコ、ドイツおよびスロヴァキアの20％以上と幅があった。平均総時給の差は、個々人の特徴（経験や学歴など）および分野や職種による性分離（特定の職種には男性より女性が多く、かつ平均して他の職種に比べ所得が高い、など）で部分的に説明できる。
労働市場における男女の差は賃金に留まらず、雇用契約の種類も異なる。2014年、EUで25歳から49歳で子どものいない女性の5人に1人（20％）はパート契約で働いていたが、男性では12人に1人（8.2％）であった。この差は子どもの数で拡大し、3人以上の子どもを持つ女性の半数近く（45.1％）はパートで働き、同じ状況でパートで働く男性は7％であった。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://ec.europa.eu/eurostat/documents/2995521/7202372/3-07032016-AP-EN.pdf/8cd72560-8188-4ef7-8b50-f286e288d8b8
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