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シリア停戦を受けたモゲリーニEU上級代表の声明

EU News 64/2016

2016/02/27
ブリュッセル

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「午前零時をもって、国連安全保障理事会決議第2268号の全会一致での採択を受け、5年間にわたるシリア内戦において初めての一時停戦が発効した。

これは、地上での暴力行為に終止符を打つ初めての機会であり、逃すべきではない。もし停戦が維持されれば、シリア全土において、完全かつ持続的で妨げを受けない形での人道支援提供の環境が整う。また、国連安保理が合意した信頼醸成措置を実施する機会をも提供する。転じて、国連のスタファン・デミストゥラ特使に、シリアの各勢力が関わる協議をジュネーブで再開し、国連安保理で満場一致で合意された政治的移行に向けた状況を作り出すことを可能にする。

国際社会全体は、シリア内戦に関わる勢力と共に、今回の停戦を有効に活用し、人命を救い、同国を紛争の平和的解決に向けた道筋に乗せるこの機会を無駄にしない責任がある」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2016/160227_02_en.htm