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欧州委員会、持続可能なエネルギー安全保障法案を提示

EU News 54/2016

2016/02/16
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、欧州連合(EU)が世界的に進むエネルギーの移行に備え、またエネルギー供給の中断の可能性に対応するため、エネルギー安全保障に関する法的措置を公表した。エネルギー安全保障は、ジャン=クロード・ユンカー委員長率いる欧州委員会の主要な優先政策であるエネルギー同盟戦略の礎の一つである。

今回の法案は、天然ガス供給の中断に対するEUの耐性を強化するため、広範にわたる措置が盛り込まれている。これらの措置には、エネルギー需要の緩和、欧州内での再生可能エネルギーを含むエネルギーの増産、適切に機能し完全に統合された域内エネルギー市場の展開、およびエネルギーの資源・供給者・供給ルートの多様化が含まれる。さらに、今回の提案は、欧州のエネルギー市場の透明性を高め、EU加盟国間の結束を強化する。

本日のエネルギー安全保障に関する法案は、2015年12月12日にパリで世界のリーダーたちが採択した、気候変動に関する新たな地球規模かつ全世界共通の合意に照らして提案された。パリ合意は、クリーンなエネルギーを不可逆的な道に乗せ、世界的なエネルギー移行への準備を整えることで、経済界や政策担当者に強力なメッセージを送った。

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原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-307_en.htm?locale=en

Maroš Šefčovič & Miguel Arias Cañete Date: 16/02/2016 Reference: P-030937/00-02 Location: Brussels - EC/Berlaymont © European Union , 2016 URL