EU、ロンドンのシリア支援会合で30億ユーロ超の支援を表明

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EU News 41/2016

2016/02/04
ブリュッセル

＜日本語仮抄訳＞

欧州連合（EU）と加盟国は本日、シリア国内にいる同国国民、シリア難民、難民を受け入れている近隣の諸地域を支援するため、2016年に30億ユーロを超す支援を提供することを、表明した。

これは、2015年3月31日にクウェートで開催された前回の支援国会合でEUが明示した支援の3倍の額に相当し、第二次世界大戦後最悪の人道危機への対応として、すでにEUが充当している50億ユーロに加えて提供される。

支援の表明は、英国、ドイツ、ノルウェー、クウェートおよび国連が共催している「シリアおよび周辺地域の支援に関する会議」においてドナルド・トゥスク欧州理事会常任議長とフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表によって行われた。

同会議には、EUを代表し、トゥスク議長とモゲリーニ上級代表とともに、欧州委員会のヨハンネス・ハーン委員（近隣政策・拡大交渉担当）ならびにクリストス・スティリアニデス委員（人道援助・危機管理担当）が出席した。ロンドンで開催された同会議には70を超える代表団のリーダーが出席した。