欧州委員会、自動車認証ルールの見直しを提案
EU News 28/2016
2016/01/27
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は、自動車メーカーが確実に、欧州連合(EU)の安全・環境・生産に関する全ての条件に厳密に従うよう、新たな法案を提出した。
欧州委員会は、いわゆるEU型式認証制度の大幅な見直しを提案している。現行のルールでは、各EU加盟国当局のみが、自動車を市場に出すための全ての条件を満たすことを認証し、自動車メーカーがEU法を遵守しているかを確認する責任を負っている。本日の提案では、車両検査の独立性を高め、既に市場に出回っている自動車に対する監視を強める。欧州レベルの監視を高めることで、制度全体を強化する。
欧州委員会は、フォルクスワーゲンに関する問題が表面化する以前から、自動車に対するEU型式認証制度の見直しに着手していた。欧州委員会としてはその後、ルール違反の再発防止にはより抜本的な改革が必要であると結論付けた。本日提示された、自動車の認証と市場監視に関する規則案は、より厳密な排ガス検査の導入に向けた努力(実際の走行排出検査)を補完するものである。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-167_en.htm?locale=en
Jyrki Katainen, on the left, and Elżbieta Bieńkowska Date: 27/01/2016 Reference: P-030713/00-15 Location: Brussels - EC/Berlaymont © European Union, 2016 URL