リビア統一政府の発表を受けたモゲリーニEU上級代表の声明
EU News 17/2016
2016/01/19
ブリュッセル
＜日本語仮訳＞
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、リビアの統一政府の閣僚名簿が発表されたことを受け、以下の声明を発表した。
「大統領評議会が統一政府の閣僚名簿について合意したとの発表は、重要な決定である。ファーイズ・シラージュ首相候補の指導力の下のこの結果は、リビア政治合意の実施において重要な一歩である。
今度は、議会とその議長が同様の歩み寄りと指導力を示し、政治合意に定められたとおり、早急に集まり、提案された内閣を承認する番である。
リビアは重要な時機に差し掛かっており、全ての主要な政治・安全保障上の関係者が何よりも自国とその国民の利益を優先させることが重要である。全ての国民が支持する統一された政府のみが、政治的分断に終止符を打ち、テロを打倒し、同国が直面する多くの治安・人道・経済に関わる課題に対応できる。
EUは、昨日のEU外務理事会で確認されたとおり、統一政府が樹立されれば、自国の平和と安定を求めるリビア国民と共に歩むために、同政府を支援する用意がある」
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2016/160119_01_en.htm
File Photo: Fayez Sarraj, on the left, and Federica Mogherini Date: 08/01/2016 Reference: P-030296/00-05 Location: Tunis - Ramada Hotel © European Union, 2016 URL
