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欧州委員会、ポーランドの近況と法の支配に関する枠組みを議論

EU News 8/2016

2016/01/13
ブリュッセル

<日本語仮訳>

ジャン=クロード・ユンカー委員長率いる欧州委員会の委員たちは本日、ポーランドの最近の動きと法の支配について、初めての討議を行った。法の支配は、欧州連 合(EU)が礎とする基本的価値の一つである。欧州委員会は、EU法の遵守を確保するという役割のほか、欧州議会、EU加盟国およびEU理事会と共に、 EUの基本的価値を保証する責任がある。特に憲法裁判所の構成員をめぐる政治的・法的論争など、ポーランドにおける最近の動きは、法の支配の遵守に関する 懸念を引き起こした。このため、欧州委員会は、憲法裁判所および公的放送機関に関する法の改正について、情報を求めた。フランス・ティーマーマンス第一副 委員長(法の支配担当)、ギュンター・エッティンガー委員(メディア政策担当)およびヴェラ・ヨウロヴァー委員(法務担当)による状況説明に続き、委員ら は、法の支配の枠組みの下でポーランドの現状を評価すべく、初めての討議を行った。本日の討議を受け、欧州委員会はティーマーマンス第一副委員長に対し、 法の支配の枠組みに基づく体系的な対話を開始するためにポーランド政府に書簡を送る権限を与えた。欧州委員会は、欧州評議会の「法による民主主義のための 欧州委員会」(ヴェニス委員会)と緊密に協力しつつ、3月中旬までに再度この問題を取り上げることに合意した。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEX-16-70_en.htm?locale=en

Frans Timmermans Date: 13/01/2016 Reference: P-030548/00-02 Location: Brussels - EC/Berlaymont © European Union, 2016 URL