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日本の死刑執行を受けたEU報道官の声明

EU News 391/2015

2015/12/18
ブリュッセル

<日本語仮訳>

本日、日本において2人の死刑囚の刑が執行され、2012年3月以来、刑が執行された他の19人に加わった。欧州連合(EU)は、日本において、2012年3月まで20カ月間死刑の執行がなかったことを想起し、同国の当局に対し、一貫してまた繰り返し、モラトリアム(執行停止)を呼びかけてきた。

EUは、死刑に対し揺るぎないかつ原則に基づいた姿勢をとってきており、いかなる状況においても極刑に反対している。死刑は残忍かつ非人道的であるのみならず、犯罪の抑止としていかなる効力をも示していない。我々は、死刑の全世界での廃止を積極的に追求し続ける。

EUは、自国内外で日本の現政策の徹底的な見直しを求める全ての者とともにある。この文脈において、とりわけ、2015年12月9日に発行された日本弁護士連合会の書簡に留意する。

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「死刑制度のない世界」を目指すEUの取り組み2014年9月号 特集

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/151218_02_en.htm

File Image: Debate on the Death Penalty (C)EU URL