中東カルテット特使の声明
EU News 389/2015
2015/12/17
ブリュッセル
<日本語仮訳>
12月16日と17日、中東カルテット特使が、エルサレムとラマラにおいて、イスラレルとパレスチナの代表と会談をもった。
この両日、欧州連合(EU)、ロシア、米国、国連の特使が、イスラエルの首相府と外務省の官僚、そしてパレスチナ解放機構(PLO)とパレスチナ自治政府の官僚と会合し、現状および2国家解決へのコミットメントを示す具体的動きについて、協議した。
カルテット特使は、あらゆる脅威行動を強く非難するとともに、扇動と暴力に断固として反対し、事態の沈静化を図ることの重要性を強調した。
カルテット特使は、これまでの合意に従って、現場において確固たる措置が取られることにより、イスラエルの正当な安全上の懸念を尊重する一方で、パレスチナの諸機関の強化と、安全および経済的展望の向上をもたらすことの必要性を、再度強調した。
特使は、関係者や地域の国々との協議の結果を整理し、それぞれの長に、次にすべきことに関する提案を添えて報告する。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/151217_02_en.htm