EU、79のアフリカ・カリブ海・太平洋諸国と野心的な気候合意を追求
EU News 372/2015
2015/12/08
パリ
＜日本語仮抄訳＞
パリで開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議（COP21）も最終週に入る中、欧州連合（EU）とアフリカ・カリブ海・太平洋地域の79カ国は本日、同会議で野心的で法的拘束力のある世界規模の気候に関する合意が得られるよう、共通の決意を有していることを強調した。
EUとアフリカ・カリブ海・太平洋諸国は、以下について合意した。
- パリ合意は、法的拘束力を持ち、包摂的・公平・野心的・持続的かつダイナミックでなければならない
- 同合意は、科学に沿った明確かつ機能的な長期的目標を示さなければならない
- 同合意は、各国が5年ごとに集まり、進捗状況を検証し、集団・個別それぞれの努力を必要に応じて強化するための再検討メカニズムを設定しなければならない
- 同合意には、各国の排出削減目標に向けた努力と最良の取り組みの共有について進捗状況を監視するための、透明性と説明責任に関する制度が盛り込まれなければならない
『EU MAG』の関連記事
パリで合意予定の気候変動の新枠組みとは？ 2015年11月号 質問コーナー
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-6273_en.htm
File photo: ACP Date: 26/11/2015 Reference: P-029698/00-11 Location: Brussels - ACP Centre (C)EU, 2015 URL
