EU・ウクライナ連合協定評議会会合後の共同声明
EU News 369/2015
2015/12/07
欧州連合理事会
＜日本語仮抄訳＞
欧州連合（EU）･ウクライナ連合評議会の第2 回会合が、12月7日、ブリュッセルで開催された。
会合では、2014年12月の初回会合以降の相互関係の動向について現状把握を行い、顕著な前進を歓迎した。双方とも、この連携関係を重要視していることを確認するとともに、共通の価値の尊重と、その実質的推進を基礎に、ウクライナのEUへの政治的連合と経済的統合を深化させるための継続的コミットメントを、再確認した。
評議会では、連合協定が加盟国の大多数により批准されたことを歓迎するとともに、その全面的発効に期待が示された。
EUとウクライナは、暫定的に、連合協定の深く包括的な自由貿易協定（DCFTA）の部分について、2016年1月1日より適用を開始する。ウクライナが、特に予備的作業を一層向上させることにより、DCFTAの枠組みにおいて果たすべき公約の完全遵守を担保する必要性について、両者の考えは合致した。この第2回連合評議会会合では、DCFTAの実施に関する三者協議の現状についても確認を行った。EUとウクライナは、DCFTAが与える柔軟性を活用することで、閣僚級の協議と専門家会合を継続する姿勢を再度表明した。双方は、そこで見出されるいかなる施策も、関連するWTOの規定とコミットメントに整合するものでなくてはならない点を、強調した。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2015/12/07-joint-press-release-eu-ukraine-association-council/
From left to right: Mr Arseniy YATSENYUK, Prime Minister of Ukraine; Ms Federica MOGHERINI, High Representative of the EU for Foreign Affairs and Security Policy. 'The European Union' URL
