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ユーロと単一市場

ユーロ、経済通貨同盟と単一市場

単一市場の創設は、EUの最大の成果の一つです。EU加盟国間では、人、物、サービスおよび資本がそれぞれの国内と同様に、国境や障壁に妨げられることなく、自由に移動することができます。EU市民は、EU内のどの国においても、居住し、働き、学び、隠居することができます。こうした移動の自由は、シェンゲン協定によって担保されています。EU加盟国22カ国と非加盟の数カ国は、シェンゲン協定の下、域内国境の廃止に合意しています。EU市民、そして多くのEU域外国の人々が、シェンゲン圏内を自由に移動できます。

また、単一市場は、2002年に導入され、現在、EU19加盟国(ユーロ圏)で使用されているEUの通貨、ユーロによって支えられています。加盟国は、ユーロの導入にあたっては、物価の安定や健全な財政管理といった一定の基準を満たさなくてはなりません。欧州中央銀行は、金融政策を実施し、欧州の金融システムの安全と健全性を確実にするよう、ユーロ圏内の銀行を監督する責務を担っています。ユーロ硬貨には、各国共通のデザインが施されている面と、発行国独自のデザインが施された面とがあります。

ユーロは次の国々で導入されています。

オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル、スロヴァキア、スロヴェニア、スペイン

ユーロ紙幣のデザインは?

7種類の紙幣: 5、10、20、50、100、200、500ユーロ

EURO5-20 300x468 EURO 20-500

 

この7種類の紙幣には、ユーロ圏で共通のデザインが用いられています。欧州の歴史における建築様式の発展を、人と人をつなぐ「窓」と「橋」という図柄によって表現しています。

ユーロ紙幣に関する詳しい情報はこちら(英語)をクリックしてください。

ユーロ硬貨のデザインは?

8種類の硬貨: 1、2、5、10、20、50ユーロセント、1、2ユーロ

 

硬貨の片面には各国共通のデザインが描かれ、EUの加盟国間の結束を表しています。共通デザインは、硬貨の種類によって異なります。1、2ユーロ硬貨および10、20、50ユーロセントの硬貨には、2004年5月1日の拡大以前のEU の地図もしくは、2007年1月1日以降に発行された硬貨の場合は、欧州大陸全体の地図が描かれています。1、2、5ユーロセント硬貨のデザインは、地球上の欧州の位置を、アジアやアフリカとの関係において表したものとなっています。もう一方の面には、各国が選んだ独自のデザインが施されています。ただし、どの国のデザインの硬貨であっても、すべてのユーロ参加国で使用できます。

ユーロにはどのような利点があるのですか?

ユーロ圏内を旅行する時

単一通貨ですから、両替は1回で済みます。たとえばイタリアで美術館へ入館する場合、ギリシャで使い切れなかったユーロ硬貨がそのまま使えます。また、フランスでの食事代をスペインのキャッシュディスペンサーから引き出したユーロ紙幣で支払うことも可能です。このように、両替に費やす時間と手数料が節約できます。

ユーロ圏内で買物する時

商品の価格が同一の通貨で表示されるので、価格の比較が容易になり、賢い選択の助けとなります。

ユーロ圏内とビジネスを行う時

各国通貨間の為替変動リスクがありません。金利およびインフレ率が低くなります。

より大きく、競争力のある市場の中で、取引や資金調達ができます。

事業経営が、より簡単で経済的に行えます。

 

Updated 2015.04.07