欧州委員会、自動車の排ガス試験厳格化に加盟国が合意したことを歓迎
EU News 299/2015
2015/10/28
IP/15/5945
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州連合（EU）加盟国は本日、自動車技術委員会の会合において、ディーゼル車の大気汚染物質排出に実走行排ガス試験を導入するための第二次施策群を、大多数で可決した。
欧州委員会が再三指摘しているように、今の問題は、試験場内での検査では、走行状態において排出される大気汚染物質の量を、正確に測定できないことにある。
欧州委員会が、ここに光を当てるべく作業を進めてきたのは、そのためである。実走行の状態における排ガス量を反映できるよう、試験の実施方法はすでに改変した。加盟国は、2017年9月1日より、新車の販売を許可するかどうかを決める際に、この新たな実走行排ガス試験（RDE）を適用することに合意した。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5945_en.htm?locale=en
File Photo: Elżbieta Bieńkowska, Member of the EC in charge of Internal Market, Industry, Entrepreneurship and SMEs, Conference on 'Driving Decarbonization of Road Transport' Date: 18/06/2015 Reference: P-028594/00-32 Location: Brussels - Palais des Beaux-Arts (C)EU, 2015 URL
