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欧州委員会、カルテル行為で光ディスク装置供給事業者に制裁金を科す

EU News 290/2015

2015/10/21
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は、光ディスクドライブ(ODD)の供給事業者8社に対し、2つのコンピューターメーカーが行った入札に関し、欧州連合(EU)反トラスト法に違反する協調行動を取ったとして、総額1億1,600万ユーロの制裁金を科した。

ODDは、CD、DVD, ブルーレイなどの光ディスクに貯蔵されたデータの読み取り・記録を行うもので、例えばパソコン、CD・DVDプレイヤー、ビデオゲーム機などに使用される。本件において制裁金の対象となった反競争的行動は、デルとヒューレット・パッカード2社が製造するノート型パソコンとデスクトップパソコンに使用するODDを提供するための入札において、共謀の合意をしたことである。

同決定の対象となった違法行為に関与した8社は、フィリップス、ライトオン、両者の合弁企業であるフィリップス&ライトオンデジタルソリューションズ、日立LGデータストレージ、東芝サムスン ストレージ・テクノロジー、ソニー、ソニーオプティアークおよびクアンタストレージである。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5885_en.htm?locale=en

File Photo: Margrethe Vestager, Member of the EC in charge of Competition, Date: 24/06/2015 Reference: P-028659/00-02 Location: Brussels - EC/Berlaymont (C)EU, 2015 URL