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28/04/2017
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ミャンマー/ビルマにおける全土停戦合意署名を受けたEUの声明

EU News 284/2015

2015/10/15
730/15

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表はEUを代表し、以下の声明を発表した。

「EUは、ミャンマー連邦共和国政府と少数民族武装組織との間で、全土停戦合意(NCA)が調印されたことを歓迎し、当事者が示した、多難な交渉プロセスを終結させるという決意を讃えたい。何十年にも及ぶ武力紛争と国民の苦しみが終わり、今日という日は、同国が歩む平和と安定と繁栄への道筋において、重要な一里塚となる。

全ての側が譲歩し、長期にわたる苦悩を、紛争や暴力ではなく、対話と協力によって解決しようという、強い政治的意志が示された。

NCAの署名は、ミャンマー/ビルマに、公正で永続する平和を構築するために不可欠である。それは、包括的かつ包摂的で信頼性のある政治対話を始めるという、次の一歩を踏み出し、国家的和解、少数派に属する人々の権利の尊重、万人に平等な開発へとつながるであろう。

EUは、本日、全ての少数民族武装組織が署名していないことに留意する。重要なことは、未署名のグループとの対話継続を優先し、信頼構築を進めることである。同プロセスの次段階において、当該グループのオブザーバーとしての参加を、歓迎する。

EUは、同国の平和プロセスのパートナーとして、長い間積極的な支援を行ってきたため、国際的証人として、NCAの署名に加わるべく招待されたことを、名誉と考える。EUとその加盟国は、平和プロセスの注視を続けるとともに、今後も支援を行うという意向に揺るぎはない」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2015/10/15-declaration-hr-myanmar/