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欧州委員会、フランス・カレーにて欧州としての移民・難民対策を推進

EU News 235/2015

2015/08/31
IP/15/5555
カレー

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、フランス政府がカレーにおける状況に対処する一助となるべく、資金援助を発表した。

欧州委員会のフランス・ティーマーマンス第一副委員長とディミトリス・アヴラモプロス移民・内務・市民権担当委員は、フランスのマニュエル・ヴァルス首相とベルナール・カズヌーヴ内相と共にカレーを訪れた。

欧州委員会は、フランスと英国の当局が共同声明で発表した、特に、移民・難民を餌食とする密航請負業者の犯罪ネットワークに対処するためのさらなる取り組み、庇護申請の審査手続きの加速化、最弱者が適切に保護されることの保障、および欧州連合(EU)に滞在する権利が全くない者の送還といった、カレーにおける移民・難民の流出入の管理をめぐる具体的措置を歓迎した。

緊急支援の要請を受け、欧州委員会は、デイセンター「ジュール・フェリー」周辺に暮らすおよそ1,500人の不法移民に人道援助を提供するためのテントの設置と、庇護を求める者をカレーからフランス各地へ搬送する取り組みを支援するため、庇護・移住・統合基金(AMIF)を通じて520万ユーロを拠出することに合意した。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5555_en.htm?locale=en

Visit by Frans Timmermans and Dimitris Avramopoulos to Calais. Bernard Cazeneuve, French Minister of the Interior, 2nd on the left, Harlem Desir, French State Secretary of European Affairs, 4th on the left, Manuel Valls, French Prime Minister, 5th on the left, Frans Timmermans, 5th on the right and Dimitris Avramopoulos, 3rd on the right. Date: 31/08/2015 Reference: P-028936/00-07 Location: Calais (C) EU, 2015 URL