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ブルンジの大統領選を受けたEU声明

EU News 214/2015

2015/07/23
617/15
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、ブルンジにおける大統領選挙を受け、EUを代表して以下の声明を発表した。

「国際社会の努力にもかかわらず、特にブルンジ国内における対話を促進させようとしたウガンダのヨウェリ・カグタ・ムセべニ大統領の最近の取り組みにもかかわらず、6月13日にアフリカ連合が、また7月6日に東アフリカ共同体がそれぞれ採択した決定の実施が、十分に前進していないことが明確になったようだ。ブルンジにおいて信頼性があり包摂的な選挙が行われ、民意を反映する結果を得るには、これらの決定を完全に実施することしか道はなかった。今回の選挙を強行することで、同国政府は異なる決定を下した。

政治的コンセンサスにつながり得る、意義ある国民的対話が欠落している状況では、ブルンジがアルーシャ協定の採択を起点とする安定、民主主義、開発の道筋に戻ることはできない。よってEUは、同国政府から現下の危機を解決するために必要な約束を確実に引き出すべく、コトヌー協定第96条に規定されている、特定協議のための準備作業を開始するつもりだ。人権、民主主義の原則および法の支配の尊重は、コトヌー協定で規定されるEUとブルンジ間の協力関係にとり、不可欠な要素である。

EUは、ブルンジ政府と野党に対し、包摂的かつ民主的な政治制度の再構築につながるような合意を生み出すための対話の再開を要求する。EUはこの目的のために、東アフリカ共同体、アフリカ連合および国連が続けている努力を、全面的に支援する。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2015/07/23-eeas-mogherini-burundi/