欧州委員会、フランス、ポルトガル、スペインがエネルギー障壁打破に向けハイレベルグループを設置
EU News 160/2015
2015/06/15
IP/15/5187
ルクセンブルク
＜日本語仮抄訳＞
接続性の強いエネルギー市場は、全ての市民と事業者に、安価で持続可能なエネルギーを、安全かつ安定的に供給するためのエネルギー同盟の創設にとって、不可欠な要素だ。
したがって、イベリア半島とその他のEUエネルギー市場との間に、現在欠けている国境を越えたリンクを構築することが、欧州委員会にとっての優先課題であることから、委員会は本日、南西欧州における主要エネルギーインフラ計画を前進させるべく、ハイレベルグループを発足させた。
同グループは、ガスと電気の両方のインフラを扱い、定期監視の徹底とともに、加盟国への技術支援の提供を行う。
その作業を支えるために、欧州委員会は、電気とガスのそれぞれについて、イベリア半島と欧州の他の地域との間で相互接続を強化させる場合の、便益、コスト、技術的可能性に関する調査に着手した。電気に関する調査結果は今秋に発表、ガスの調査結果は、今年の12月に示される予定である。
『EU MAG』の関連記事
EUが目指すエネルギー同盟とは？ 2015年2月号 質問コーナー
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5187_en.htm?locale=en
Breaking #energy barriers in Europe: France, Portugal and Spain boost cooperation (C)EU, 2015 URL
