欧州委員会の新たなデータ保護規則案、EU理事会が支持
EU News 159/2015
2015/06/15
IP/15/5176
ルクセンブルク
<日本語仮抄訳>
本日、欧州連合(EU)法務理事会において、データ保護規制に関する欧州委員会案の全体方針が決まった。近代的で調和されたデータ保護ルールの導入は、欧州をデジタル化時代へ適応させるとともに、EUデジタル単一市場に向けた一歩となる。2015年の終わりまでに最終合意を達成するという共通の目標をもって、欧州議会とEU理事会との三つ巴交渉が6月中に始まる。
2012年に欧州委員会が始めたこのデータ保護改革の目的は、個人データの自己管理をしやすくすることにある。また、規則の近代化により、行政手続きが減り、デジタル単一市場の供する商機を企業が最大限に生かすことができるとともに、消費者の信頼が高まるという便益も享受できる。より厳格で、一貫性のあるデータ保護制度は、市民、企業、公的機関に、司法と実務の両面において確実性をもたらすことになる。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5176_en.htm?locale=en
A Digital Single Market Date: 02/02/2015 Reference: P-027641/00-01 (C)EU, 2015 URL