イスラエルの新政権樹立を受けたEU上級代表の声明
EU News 127/2015
2015/05/07
150507_06_en
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、以下の声明を発表した。
「2015年3月17日の総選挙を受け、イスラエルの首相に任命されたベンヤミン・ネタニヤフ氏および新政権に対し祝意を述べたい。
EUは、双方にとって有益な関係および共通の関心事である重要な地域的・世界的な問題への対応に向けイスラエルと協力を続ける所存である。
新政権の発足はまた、できるだけ早いタイミングでのパレスチナとイスラエルの間の和平交渉の再開を可能にする。同交渉の目的は、平和と安全のうちにイスラエルと共存する、独立し民主的で連続性のある、自立可能なパレスチナ国家の樹立に向けた包括的な合意を得ることにある。あまりにも多くの苦難を味わってきたイスラエルとパレスチナ双方の人々は、将来の平和のみならず現在の平和を手にするべきである。数世代にわたり、人々は信頼と勇気の不足の代償を払わされ、今なおも払い続けている。双方の諸機関が勇気ある決断をする時がきた。
EUは双方を支援する。私も、さらなる進展を図るため個人的に取り組む用意があり、新政権と仕事をすることを心待ちにしている」
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/150507_06_en.htm
