欧州委員会、ODA目標の達成に向けたさらなる努力を要請
EU News 94/2015
2015/04/08
IP/15/4747
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州連合（EU）とその加盟国は2014年において、世界最大の開発援助提供者の地位を保った。両者併せて、昨年経済協力開発機構（OECD）の開発援助委員会（DAC）に報告された政府開発援助（ODA）総額の半分以上を拠出したことが、本日OECDが発表した統計で示された。
この最新の数値によると、EU全体（EU諸機関と各加盟国）のODA拠出額は2013年から2.4%増えて582億ユーロに達し、2年連続の増加と名目値で過去最大になった。EU全体のODA拠出額は、2014年のEUの国民総所得（GNI）の0.42%となり、2013年の0.43%からわずかながら（0.0085%）減少した。これは、多くの加盟国のGNI算出方法の変更の結果であるが、それでもEUの数値は、GNI比0.28%であった他のOECD加盟のODA拠出国平均より相当高かった。GNI算出方法の変更がなければ、EU全体の2014年ODA拠出額はEUのGNIの0.44%になっていた。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-4747_en.htm?locale=en
