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28/04/2017
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世界女性性器切除(FGM)根絶の日に際した共同声明

EU News 29/2015

2015/02/06

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長および欧州委員会のヴェラ・ヨウロヴァ法務・消費者・男女平等担当委員と同ネベン・ミミツァ国際協力・開発担当委員は、以下の声明を発表した。

「我々は、本日のみならず、一年中欧州および世界におけるFGMの根絶(ゼロトレランス)を訴える。

FGMは、他の悪しき慣習同様、女性や女児を、発展に不平等で有害な価値体系の中に閉ざすものであり、社会全体に害を及ぼすものである。この行為の被害者は全世界で1億2,500万人、EUに限っても50万人いると推計されている。こうした慣習は、健康で幸福な生活に甚大で生涯にわたる影響をもたらし、時には死を招くことさえある。

我々は、日々、人権および子どもの権利侵害であるFGMの根絶に取り組んでいく。我々は、女性および女児に対するいかなる形での暴力をも強く非難する。それが、慣習、伝統、文化、プライバシー、宗教、または、いわゆる貞潔のためであろうとも、女性および女児に対するいかなる暴力も正当化できない。ましてや、国が、女性に対する暴力を防止し、根絶する義務、そして罪を犯した者の起訴を免れるための弁明にすることはできない」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/150206_01_en.htm

Věra Jourová , Commissioner for Justice, Consumers and Gender Equality, is standing for zero tolerance for FGM (C)EU, 2015 URL