2030年に向け、EUの排出量削減は加速
EU News 433/2014
2014/10/28
IP/14/1202
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会は本日、欧州環境機関（EEA）の協力を得て、気候行動の進捗状況に関する年次報告書を公表した。最新の推計によると、2013年の欧州連合（EU）の温室効果ガス排出量は前年に比べ1.8%減少し、1990年以来最も低い数値となった。EUは、2020年の削減目標の達成に向け順調に削減を進めているだけでなく、同目標以上の削減を達成する勢いである。
同報告書はまた、EU排出量取引制度（ETS）の排出枠のオークションから得られた収入の用途に関するデータを初めて提供している。EU加盟国にとって新たな収入源であるオークション収入は、2013年には36億ユーロであった。このうち、約30億ユーロが気候・エネルギー関連政策に支出されるが、これはEU ETS指令が勧告した50%をかなり上回る水準である。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-1202_en.htm?locale=en
Connie Hedegaard, Member of the EC in charge of Climate Action Date: 16/10/2013 Reference: P-024175/00-05 Location: Brussels - EC/Berlaymont URL
