エッティンガー副委員長、今冬に向けたガス供給協定を提案
EU News 393/2014
2014/09/26
STATEMENT/14/287
ベルリン
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会のギュンター・エッティンガー副委員長（エネルギー担当）は本日、ベルリンで行われたロシアとウクライナを交えたガス協議において、今冬の欧州およびウクライナへのガス供給を確保するための新たな妥協案を提示した。
同提案には以下の約束が含まれる。
― ウクライナは1,000㎥あたり268.5ドルの暫定価格に基づき、2回の分割払いにより借金の返済を行う（10月末までに20億ドル、年末までに11億ドルを返済）。
― ガスプロムとナフトガズは、1,000㎥あたり385ドルの価格に基づき、少なくとも50億㎥のガスを今冬ウクライナに供給するとともに、必要に応じてナフトガズによる追加注文を可能とすることに同意する。50億㎥は、今冬、ウクライナが必要と考えている最低量である。
同提案の詳細は両政府が内部で協議し、場合によっては、来週、再度3者協議が開催される。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_STATEMENT-14-287_en.htm?locale=en
Günther Oettinger, Vice-President of the EC in charge of Energy, Aleksandr Novak, Russian Minister for Energy, and Yuriy Prodan, Ukrainian Minister for Energy and Coal Industry, participated in the EU/Russia/Ukraine trilateral meeting which aims to ensure continued gas supplies and transit. Handshake between Aleksandr Novak, on the left, and Günther Oettinger Date: 26/09/2014 Reference: P-026293/00-05 Location: Berlin - EC/Representation (C)EU, 2014 URL
