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EUのエラスムス留学制度、就職や転職機会を高める

EU News 388/2014

2014/09/22
IP/14/1025
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
外国で学習や研究をする機会を得た若者は、具体的な学問分野で知識を得るのみならず、雇用者が重宝する横断的な技能を強化することができる。欧州連合(EU)の留学制度「エラスムス(Erasmus)」の影響に関する新たな調査は、国際的な経験を有する卒業生は、雇用市場においてより有利な立場にあることを示している。彼らは、海外での就学・研修経験のない者に比べ、長期的な失業を経験する可能性は半分であり、卒業から5年経った時点での失業率は23%も低い。独立した専門家が行った今般の調査は、同様のものとしては最大規模であり、学生や企業を含む8万人近くの回答を得た。

エラスムスの後継プログラムであるエラスムス・プラス(Erasmus+) は、今後7年間(2014年~2020年)で、200万人の学生と30万人の高等教育機関職員を含む400万人に、海外で学ぶ機会を提供する。さらに、同制度は、域外のパートナー国と合計13万5,000人もの学生や職員の交流を支援する。より充実した語学サポート、より柔軟なルール、また、障がい者や恵まれない家庭出身者、遠隔地在住者に対する支援の強化により、エラスムス・プラスはさらに利用しやすくなる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-1025_en.htm?locale=en

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