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28/04/2017
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EU・ウクライナ連合協定の実施に関する共同閣僚声明

EU News 381/2014

2014/09/12
STATEMENT/14/276
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

本日の閣僚級会合は、2014年7月11日にブリュッセルで開催された三者閣僚会合と8月26日にミンスクで開催された首脳級会合を受けて開かれた。

欧州連合(EU)のカレル・ドゥグヒュト通商担当欧州委員、ウクライナのパウロ・クリムキン外相およびロシアのアレクセイ・ウリュカエフ経済発展相は、世界貿易機関(WTO)の義務に沿って、成長とさらなる繁栄のために貿易の自由化を促進することの重要性について合意する。三者はまた、EU・ウクライナ間の連合協定と深化した包括的自由貿易協定(AA/DCFTA)と独立国家共同体自由貿易協定(CIS FTA)がそれぞれ、同地域においてより統合された経済領域に貢献することを保障する必要性についても同意した。

ウクライナの安定化を完全に支援するために、欧州委員会は、同国がEUとの連合協定を批准した場合、さらなる柔軟性を提案する用意がある。この柔軟性とは、自由貿易協定の暫定適用を2015年12月31日まで延期しつつ、その間もEUがウクライナに有利な自主的な通商措置を継続することである。

関係者は引き続き、ロシアが抱える懸念をどう払拭できるか、協議を続ける。これらの協議の進展については閣僚級の三者会合で点検する。

この流れは、ウクライナの自身の未来を決定する権利と、同国の領土的一体性とを尊重する、包括的な和平プロセスの重要な部分である必要がある。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_STATEMENT-14-276_en.htm?locale=en