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欧州の人道行動支援

EU News 353/2014

2014/08/19
MEMO/14/500
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
毎年8月19日は、世界人道デーとして、2003年のイラク・バグダッド国連本部への攻撃の犠牲となった、セルジオ・ヴィエイラ・デメロ国連事務総長特別代表を含む22人を追悼する日である。

欧州連合(EU)は、すなわち欧州委員会と加盟国を合わせて、世界最大の人道援助を提供している。この分野におけるEUの活動は、欧州市民の圧倒的な支持を得ている。最近のユーロバロメーター(EUの世論調査)の調査でも、10人中9人が、EUが人道支援のための資金を提供することが重要だと、回答している。

欧州委員会は、2013年において、90余カ国の1億2,400万の人々に援助を提供した。本年も、シリア、中央アフリカ共和国、南スーダンの紛争の犠牲者、アジアで発生した自然災害の生存者、サヘルにおける不安定な食糧供給の影響を被っている人々とともに、コロンビア難民の苦境、ミャンマー/ビルマのカチン州における紛争など、いわゆる「忘れられた」危機に巻き込まれた脆弱な人々、援助を最も必要としている人々への支援を継続している。

欧州委員会は、最も援助を必要としている人々に人道支援を届けるために、NGO、国際機関、国連、赤十字社など、200を超す人道機関と連携している。欧州市民の結束を通して、何千もの人道活動家が、紛争や自然災害の犠牲者に、支援と希望を届けている。助けを必要としている人々の命を救うためには、犠牲者のいる所へ支障なく安全に到達できることが、不可欠となる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-14-500_en.htm?locale=en