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ガザ地区における事態の悪化を受けたEUの声明

EU News 313/2014

2014/07/18
欧州連合理事会
ブリュッセル
12079/14
(OR. en)
PRESSE 416

<日本語仮訳>
「欧州連合(EU)は、イスラエルに向けたロケット弾の発射や、イスラエル軍の地上作戦を含む、パレスチナ自治区のガザ地区における事態の悪化を非常に懸念している。

昨日の人道目的の一時停戦を歓迎し、それが恒久的停戦につながらなかったことを非常に遺憾に思う。我々はすべての関係者に対し、即刻停戦に合意するよう求める。人道支援の完全かつ円滑な提供を認める義務を強調したい。

既に、ガザ地区の海辺で殺された少年ら多くの子どもたちを含め、あまりに多くの市民の犠牲者が出ている。このような事件を強く非難し、早急な捜査を求める。ハマスなどの武装勢力によるイスラエルに対するロケット攻撃の継続や、市民への無差別攻撃を非難する。国連の学校にロケット砲が設置されたことに対し、国連の非難を共有する。イスラエルはこのような攻撃に対し、自国民を守る権利がある。それにあたり、同国はつり合った形で行動し、常に市民の保護を確実にしなければならない。

これらの出来事は、停戦の確立に向けた努力をより切迫したものにしている。EUは地域のパートナーが進める努力、特にエジプトの提案を歓迎する。双方に対し、事態の沈静化に取り組み、暴力と市民の苦しみに終止符を打つよう、再度求める。すべてのイスラエル人とパレスチナ人の平和と安全を確実にする恒久的な解決が必要だ。EUは、その目標に向け、必要な支援を提供する用意があると再度表明する」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/144043.pdf