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EU外務理事会の主な結論

EU News 279/2014

2014/06/23
欧州連合理事会
11197/14
(OR. en)
PROVISIONAL VERSION
PRESSE 357
PR CO 37
PRESS RELEASE

<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)外務理事会は本日会合を持ち、以下のとおり主要議題を話し合った。

ウクライナ
理事会は、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領が提案した和平計画について、パブロ・クリムキン同国外相と意見を交換した。理事会は、同計画を緊張の緩和に向けた大きな機会として支持し、すべての関係者に対し、停戦を履行し同計画の実施に必要な条件を整えるよう呼びかけた。

キャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表は、「我々は特にロシアに対し、この計画を支持し、実施のためにその影響力を行使するよう求めた。暴力の悪循環を止める必要があり、すべての関係者に対し、民間人を守り、人道支援団体が活動できるよう最大限の努力を行うよう求めた」と述べた。

理事会はまた、警察や法の支配を含む民間安全保障分野の改革でウクライナを支援すべく、共通安全保障・防衛政策に基づく部隊の設置に合意した。この点について理事会は、夏の早い時期の派遣を目指す運用計画の策定に向けた危機管理の基本概念を承認した。

理事会はさらに、EUとウクライナの間の連合協定の完全調印に向けた準備作業を終えた。クリミアおよびセバストポリの違法な併合を承認しないとのEUの政策の一部として、ウクライナが発行する証明書のない物品のクリミアおよびセバストポリからの輸入を禁止した。

イラク
外相らは国連のニコライ・ムラデノフ・イラク特別代表と同国における最新の出来事について議論した。理事会は、急激に悪化する治安状況について深い懸念を表明し、「イラク・ レバントのイスラム国」による攻撃を強く非難した。理事会は、テロと戦うイラク当局へのEUの支援を再度表明し、治安上の対応がイラクのすべての指導者と共同体が参加する持続可能な政治的解決と組み合わされなければならないことを強調した。悪化する人道的危機に対応すべく、欧州委員会はEU全体の2014年の人道的支援額を1,200万ユーロに引き上げた。

エジプト
エジプトにおいてジャーナリストに対し本日宣告された刑についても議論された。上級代表は、「各国外相は、今朝アル・ジャジーラのジャーナリストや被告不在で他の欧州ジャーナリストに対し言い渡された刑に対し重大な懸念を表明した。ミンヤにおいて180人以上に死刑がを言い渡されたことや、14人のイスラム運動の主要人物に対し死刑を言い渡す手続きを開始するとの裁判所の最近の決定についても、大きな懸念を表明している」と述べた。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/143347.pdf