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欧州外交評議会、東京にてワークショップを開催

EU News 271/2014

2014/06/19

ロンドンに本拠を置くシンクタンクである欧州外交評議会(ECFR)は、来る6月22日から27日までの6日間、欧州とアジア双方の外交専門家を集め、「アジアの人々は自らの未来をどのように見ているか」と題したワークショップを東京で開催する。アジア最古の民主主義国家であり、また従来型安全保障やエネルギー不安など、国内および地域の抱える課題への創造的な解決策を積極的に模索しようとする国である日本において、アジア地域の既成勢力と新興勢力を集結し、同地域の進む方向性を定め、この「アジアの連携」の中での欧州の立場を定めるのは、当然の成り行きである。

欧州の人々は、自らが好む開かれた地域主義を確認する安定した、平和なアジアを望んでいる。それは、国際体制を強化しつつ地球規模のガバナンスへの貢献を高められるアジアである。しかしながら、欧州が民主主義、法の支配、国際機関へのアジアのコミットメントを深める一助となりうるのか、という疑問は残る。

今回のワークショップは、欧州とアジアが抱えるこれらの課題に解決のヒントを与えようとする試みであり、両地域の交差点にある駐日欧州連合(EU)代表部が主な会場となる。ボッシュ財団やコンラート・アデナウアー財団といった欧州側協力者や東京財団、日本国際問題研究所、東アジア研究院および韓国国際交流財団などのアジアの強力なパートナーも本ワークショップを支援している。

議論は、5つのテーマに分けて、パワーバランスが変容しつつある時代におけるアジアの政策上の選択肢を、異なる側面から考えるところから始まる。ワークショップ期間中の夕食会や最終日は、これらの出来事における欧州や国際機関の役割を討論し、欧州の利害に対する理解を広める機会となる。

2014.06.24 Photo by V.J.LUNA, EU, 2014 URL