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シュヴァイスグート駐日EU大使、欧州議会選挙の意義を強調

EU News 237/2014

2014/05/22

ハンス・ディートマール・シュヴァイスグート駐日欧州連合(EU)大使は5月20日、ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン駐日ドイツ連邦共和国大使ならびにティム・ヒッチンズ駐日英国大使とともに、本日EU28カ国で投票が始まった欧州議会選挙の意義などについて記者会見を行った。

本年の選挙は、2009年12月のリスボン条約発効後初めて行われるものであり、2019年までEUを率いる新しいEU指導者を選定する第一歩となる。リスボン条約で導入された主要な事項として、欧州議会選挙の結果が、初めてEUの行政執行機関である欧州委員会の委員長の任命と明らかな関連を持つこととなる。

シュヴァイスグート大使は、リスボン条約がそれまでのEU条約改正での流れを引き継ぎ、欧州議会の権限を強化していると指摘し、その結果欧州で新たな権力の均衡が生まれていると述べた。その上で、今回の選挙結果が今後数年先のEUの政策に大きな影響を及ぼすであろうと語った。

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2014年5月号の特集記事 「EUの将来がかかる欧州議会選挙」

Photo by MKO (C)EU, 2014 URL