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世界の海洋安全に向けたEU統合アプローチ

EU News 100/2014

2014/03/06
ブリュッセル
140306/02

<日本語仮抄訳>
欧州委員会および欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は本日、欧州議会およびEU理事会に向けた、「開放的かつ安全な世界の海洋領域を目指して: 欧州連合の海洋安全保障戦略の要素」に関する共同コミュニケーション(政策文書)を採択した。

同共同コミュニケーションは、EUの海洋安全保障における関心および脅威事項に関する展望を提示し、すでにベストプラクティスとなっているさまざまな海洋従事者の協力関係をより強化できる分野を提案している。コミュニケーションは、沿岸警備から海軍、港湾当局、税関係員、すべての海洋機能を包含しており、EUの海域およびEU加盟国船籍を含め、世界的に影響を及ぼすものとなる。同文書は今後、本格的なEU海洋安全保障戦略に向けて加盟国と取り組む基礎となる。

新戦略の目的は紛争予防、重要基盤の保護、対外海域の有効管理、世界貿易支援チェーンの保護、および不法、無秩序そして報告無き漁業の防止、といったEUの海洋関心事項を明らかにすることにある。また、EUおよびその市民が直面する可能性のある多くのリスクおよび脅威について説明している。それには、領海紛争、海賊行為、船舶、港湾その他の重要な基盤に対するテロ行為、組織化された海上輸送犯罪、また自然災害または非常事態による潜在的影響などが含まれる。

すべての海洋従事者間の協力を再強化することにより、現在よりも効率的にリスクおよび脅威への対処が可能となる。コミュニケーションは、戦略は既存のツールに基づくEUの統合されたアプローチが付加価値をもたらすであろう5つの特定分野に焦点を当てるべきとしている。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements/docs/2014/140306_02_en.pdf