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アシュトンEU上級代表、ウクライナ訪問を終える

EU News 81/2014

2014/02/25
キエフ
140225/01

<日本語仮抄訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長はウクライナ訪問を終えるにあたり、以下の発言を行った。

「3カ月足らずの間に今回で4度目のキエフ訪問となった。見てのとおり、今回はさまざまな人々と会談した。ウクライナ議会では議長、地域党幹部、新たな多数派政党幹部、財務大臣代行、(元首相の)ユリア・ティモシェンコ氏および市民社会代表者と会合を重ねた。中には以前に会った人もいる。

<中略>

彼ら全員に対する私のメッセージは、みな一致協力していかなければならないということである。対応を要する短期的課題もあれば、より長期的な計画を設定する必要もある。しかしながら、各関係者が協力し、行動のすべてに対する説明責任の重要性を認識し、どうすれば 開放的で透明性を保ち、国民の求めに対応するかを常に意識しなければならない。

近々、新しい政権が発足すると期待される。もちろん、その政権は排他的でなく、大いに必要とされる経験も求められよう。また、永続的な政治的解決法と信頼に足る経済政策も欠かせない。状況が沈静化し、全国的に法と秩序が回復されなければならない。何度も申し上げているが、今般の暴力行為に対する第三者による調査は必要であり、この方向に向けた欧州評議会とトルビョルン・ヤーグラン事務局長の取り組みを支持している。

我々はまた、この国の未来に向け、妨害ではなく、確実な支援を提供するためにやってきた。特に内務省に絡む問題、治安問題については、必要とされる支援を提供できることは極めて重要である。これは、司法制度や警察組織が完全に機能し、国民を守ることができるようにするための専門知識を意味する。

<中略>

また、明白であるが、ウクライナとロシアの緊密な関係の重要性と、その関係が維持されることの重要性にも言及したい。私は常にロシアの関係者と連絡を取っており、最近セルゲイ・ラブロフ外相とも話した。この国とロシアの間に緊密な通商関係があることを理解し、これらが将来的にも存在する必要があることも分かっている。そして、このメッセージは広く理解されなければならない。

また、ウクライナの領土の一体性と、この国の統一と独立について強いメッセージを送る必要がある。私が会った誰もが、この国が一体として進むことの重要性を認識している。

しかし同時に、この先数日間、数週間、数カ月間には大きな財政的・経済的課題があることも分かっていることで、これらの点についても深く関わっている。短期的、中期的、長期的すべての問題について、国際的パートナーと協議し、この国が直面する経済的課題に対し、どのように各関係者を関わらせることができるか、検討している」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements/docs/2014/140225_01_en.pdf