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EU外相理事会、ウクライナに対する制裁を決定

EU News 72/2014

2014/02/20
欧州連合理事会
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)の外相理事会は本日、以下の決定を採択した。

「EUは、悪化するウクライナ情勢に愕然とし、深く失望している。現在目の当たりにしている弾圧はいかなる状況であっても正当化することはできない。我々は、あらゆる暴力の行使を最も強い言葉で非難する。深刻な人権侵害に対する責任を負う者は法によって処罰されるべきである。我々の思いは、犠牲となった人々の遺族と負傷者と共にある。我々は、暴力の即刻停止、医療支援へのアクセスの権利を含む人権と基本的自由の完全遵守および欧州評議会の国際諮問パネルなど第三者機関による人権侵害に対する緊急調査を求める。ウクライナ政府に対し最大限の抑制を、また野党指導者には暴力を含む過激な行動に走る者から距離を置くよう求める。ウクライナ政府に対し、同国が締約国である国際的な人権文書によって負う義務を遵守するよう求める。非常事態宣言や抗議活動参加者に対する武力行使など、事態のさらなる悪化は避けなければならない。

<中略>

事態の悪化に鑑み、EUは急を要する措置として人権侵害、暴力および過剰な武力の行使に責任を負うものに的を絞った、資産凍結や査証発行停止を含む制裁措置の導入を決定した。EU加盟各国は、国内弾圧に使用し得る機材に対する輸出許可を停止し、2008/944/CFSP共同見解に含まれる機材に対する輸出許可を再考することに合意した。理事会は関連作業部会に対し、すぐに必要な準備に取り掛かるよう指示した。実施範囲は、ウクライナ情勢の展開で対応する。

欧州でこのような深刻な危機に直面し、EUは引き続き、すべてのウクライナ人の権利を守る、永続的かつ包括的解決を見つけるべく、欧州安全保障協力機構(OSCE)や欧州評議会双方への支援を含め、国際社会と緊密に協力する所存である」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/141110.pdf